2022年8月13日土曜日

第4のユニット ストーリー


第1作目「第4のユニット」のストーリーを確認していきます。



「第4のユニット」PC-8801mkII SR以降版のパッケージより


あなたは記憶を失ない、森の中にたおれていた少女。少年優介にたすけられ、記憶を取り戻すべく謎を追うことになる。あなたに残された手がかりは「ブロンウィン」という言葉だけだった。あなたに接近してくる謎の男、謎の女、そしてその影でうごめく2つの軍事組織。全ての謎が解明したとき、あなたは・・・?!




「第4のユニット」PC-8801mkII SR以降版のマニュアルより


「第4のユニット」PC-8801mkIISR以降版のマニュアルには、藥師寺健雄氏による10Pのマンガが載っており、それを補完するものとして、「ゲームの目的」が記載されています。


[ゲームの目的]

さて君は、記憶を失ない、たおれていた美少女となって、「ブロンウィン」と言う言葉の秘密と、君自身の過去を調べださなくてはならない。

今の所、手がかりになるのは、航空機撃墜事件と、それを取材した、山田と言う新聞記者だけだ。山田記者とは、会う約束をとることができたから、まずは、彼と会って話を聞くことだ。おっと、出かける前に優介の部屋も、よく調べてから行こうね。

なお、1と2がセットになったFM TOWNS版の「LINKAGE」では、CD-ROM内にデジタル化されたマンガが載っているだけで、マニュアルにストーリーの記載はありません。





「DUAL TARGETS」PC-8801mkII SR以降版のマニュアルより


第3作目「DUAL TARGETS THE 4th UNIT ACT.3」のマニュアルに、「今までのストーリー」としてあらすじが記載されていますので、以下に引用します。


東京上空で、謎の航空機撃墜事件発生。それに乗っていた少女が、行方不明になる。少女は私立高校の生徒、武藤 優介に助けられたが、「ブロンウィン」という言葉以外の記憶がなかった。自分が一体何者なのか、捜査を開始した少女の前に現れる謎の女たち。越中博士、山田記者らの協力により、幾多の妨害をくぐり抜けた少女は、「ブロンウィン」という言葉が自分の名前であることを知る。そして自分がWWWFという死の商人に造られた、バイオニック・ソルジャー(BS)であることも・・・・・・。




「MERRYGOROUND MEMORIAL BOOK」より


第6作目「MERRYGOROUND」付属の「MEMORIAL BOOK」にもシリーズ各作品のあらすじが記載されています。上記の「DUAL TARGETS」の内容とは微妙に表現が違っていて興味深いですね。


「第4のユニット」

 東京上空で、なぞの航空機撃墜事件発生。奇跡的にひとりの少女が助かるが、「ブロンウィン」という言葉以外の記憶を失っていた。自分は何者なのか?捜査を開始した少女の背後で暗躍する、死の商人WWWF。

 元WWWFの若き科学者越中、新聞記者山田らの協力により、遂に少女は「ブロンウィン」という言葉が自分の名前であることを知る。そして自分がWWWFに造られた、4番目のバイオニックソルジャー(BS)であることも・・・。




ストーリー考察


本作のストーリー構成としては、記憶喪失のブロンウィンとプレイヤーをリンクさせて、少しずつ背景を理解させるようになっています。その際にスパイスとして、味方であるアッシュや越中博士が敵としてミスリードされるようにしています。(パッケージ絵もその傾向で、ブロンウィンがWWWF側BSのコスチュームを着ていたり、アッシュがラスボス感を醸し出したりしています。)ただし、WWWF側に付くとゲームオーバーです。

しかし、統合軍・WWWFどちらもB.S.を投入してブロンウィンの奪還を図っていますが、どちらの陣営も行き当たりばったりでガバガバです。

武藤優介が学校近くの森でブロンウィンを見つけた際に、すでにアッシュが監視しています(マニュアルのマンガより)。その後、ブロンウィンが山田記者との待ち合わせ場所の喫茶店に行ったときには越中博士と会ってますので、アッシュは早い段階でブロンウィンの所在を把握し、越中博士と連携していたと考えられます。しかし統合軍側はアッシュと越中博士が双方別々に動いているのでブロンウィンを確保することができません。さらにのちにアッシュは「ブロンウィンをWWWFの手先と勘違いした」「あなたがブロンウィンとは知らなかった」と言っていて、そもそもブロンウィンの顔を把握していなかったことが判明します。(ということは、越中博士が喫茶店でブロンウィンと接触したのは自力だった・・・?)越中博士はブロンウィンの開発者なので当然ながら顔はわかっていたでしょうから、アッシュにそれを伝えられていなかったのは重大なミスだと思いますが・・・。

一方のWWWF側も、越中博士よりも前にスドォがブロンウィンと出会っています。しかし強引に確保はせず、なぜか優介が通う星雲学園に来るように言い残して去ってしまいます。街中で統合軍とWWWF軍が交戦しており、星雲学園が市民の避難場所になっているため、そこに行くことで統合軍の目から隠せると思ったのでしょうか?しかし越中博士やアッシュも星雲学園に向かっていたので、結局鉢合わせになってしまいます。

強引に解釈すれば、疑似記憶のプリントすらされていないブロンウィンを下手に刺激して、その強力な戦闘能力を自分たちに向けられたら危険、ということで双方様子見ながら恐る恐る接触を図っていた、とか・・・?(どちらの陣営も、ブロンウィンを自陣営につけるため説得という手法を図っています。)

と粗探しをすればきりがないですが、実際にプレイしているとそこまで気になることではないと思います。まぁ関西ノリでこまけぇこたぁいいんです!!ブロンウィンを始めとしたB.S.の可愛さが売りなので!





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