2022年9月9日金曜日

第4のユニット2 ストーリー


 第2作目「第4のユニット2」のストーリーを確認していきます。



「第4のユニット2」PC-8801mkIISR以降版のパッケージより


第4のB.S.(バイオニック・ソルジャー)「ブロンウィン」を巡って起きた、統合軍とWWWFの武力衝突から半年、WWWFの新たな計画が、水面下で着々と進行しつつあった・・・。
その頃、全世界規模で、ごく短期間で無事解決するVIPの誘拐事件、UFOとの第1種接近遭遇事件が続発していた。一体、何が起ころうとしているのか?
今、あなたは再び「ブロンウィン」となり戦いの中へ。
「第4のユニット2」、前作を超えてパワフルに登場!!




「第4のユニット2」PC-8801mkIISR以降版のマニュアルより


[プレストーリー] 

ゲームを始める前に、まず前回「パート1」のストーリーと、今回の目的を知っておかなければならない。そこで、次ページにある「前回のストーリー」と、その後の「ゲームの目的」をしっかりと読んでおいてくれ。
「パート1」をクリアした君も「前回のストーリー」は飛ばさずに読んでおいてほしい。なんといっても、「第4のユニット2」は「第4のユニット」の続編だから、前作を思い出しておいた方が、プレイしやすくなるんだ。
それと、「ゲームの目的」は全員読まなきゃダメだぞ。もちろん読み飛ばす人はいないよね!

[前作のストーリー]

某年11月17日未明、東京上空で航空機撃墜事件発生。死の商人WWWFが開発した強化人間、B.S.(バイオニック・ソルジャー)No.4を奪取した統合軍の輸送機が、同WWWFの追撃部隊に攻撃されたために起きた事件である。B.S.は墜落現場付近で行方不明となる。
3日後の11月20日午後、星雲学園生徒、武藤優介は気絶しているB.S.を発見、自宅に運び介抱する。しかし、本人はブロンウィンという言葉を除き、何も覚えていなかった。それが自分の名前であることも。本来B.S.には、何らかの疑似記憶がプリントされるのだが、ブロンウィンは、それを施される前に運び出されたため、自分を記憶喪失と思い込み、記憶を求めて独自の調査を開始した。途中、新聞社の山田記者、自分の生みの親でもある統合軍の越中博士、B.S.のアッシュ、セスらに出会い、ついに自分が何者であるかを知る。
それと時を同じくして、WWWFはNo.4奪還のため、スドゥ、ステラ、ブロニーら3人のB.S.を送り込んでいた。しかし、すでにWWWFの正体を知ってしまったブロンウィンに、帰還の意志はなかった。それを知った3人はNo.4抹殺にかかるが、アッシュ、セスの協力を得たブロンウィンに敗れ去る。こうして、ブロンウィンはWWWFと戦うため、統合軍のエージェントに就任したのである。

[ゲームの目的]

今回の君の任務は、まずセスと共に統合軍情報部のエージェント、「滝沢恍太郎」と接触すること。そして、彼が入手したと思われるWWWFの新計画、「サイボーグ計画」についての情報を授受、確認することにある。なお、最悪の場合、WWWF情報部との遭遇戦も考えられるため、情報入手後は滝沢恍太郎を警護しつつ、すみやかに帰還せよ。以上。

※「スドォ」が「スドゥ」に誤記されていますね。





「DUAL TARGETS」PC-8801mkII SR以降版のマニュアルより


第3作目「DUAL TARGETS THE 4th UNIT ACT.3」のマニュアルに、「今までのストーリー」としてあらすじが記載されています。


WWWFと敵対する各国軍隊の複合組織、統合軍(UF)のエージェントに就任し、尉官の肩書を与えられたブロンウィン(越中 りょう子)に緊急指令が発せられた。WWWFに潜入していた統合軍エージェント、滝沢 恍太郎と接触し、WWWFのサイボーグ計画についての情報を受け取る、という任務だった。しかし、強敵ダルジィの出現により事態は急転する。WWWFの洋上基地に運ばれたブロンウィンの前に暴き出される、数々の秘密。

BSとは、クローン技術により造り出された、生体兵器でありブロンウィン自身もその一人であると・・・・・・。基地内で目撃したもう一人のブロンウィンが、それを裏付けていた。そして、次第に明らかになるサイボーグ計画の真相。サイボーグ計画はただのカムフラージュにすぎなかったのだ。




MERRYGOROUND MEMORIAL BOOKより


第6作目「MERRYGOROUND」付属の「MEMORIAL BOOK」にもシリーズ各作品のあらすじが記載されています。


「第4のユニット2」

ブロンウィン(越中りょう子)は、越中の勧めによりWWWFと敵対する各国軍隊の複合組織、統合軍(UF)の尉官に就任した。その彼女に緊急指令が発せられた。それはWWWFに潜入していた、UFエージェント滝沢と接触せよという任務だった。

しかし、BSダルジィの出現により事態は急転する。同時にブロンウィンの前に暴き出される、数々の秘密。BSとはクローン技術により造り出された、生体兵器であり、ブロンウィン自身もその一人であると・・・。




ストーリー考察


1作目はプロットのみで開発スタートして細かいところは作りながら決めていったような雰囲気を感じましたが、今作では開発に中村一秀氏が参加した効果か、設定周りに重厚さが加わってきました。とはいえ、ドタバタした関西ノリ(?)はまだ健在で、ストーリーも第一部の中ではもっともスケールが大きく、目立った破綻もないので、シリーズでは一番よくできていると思います。

本作に登場するクローニングの概念は本作のみで、これ以降の作品では一切触れられません。BSのクローン技術の応用したものなのでしょうか?各国の要人のクローンなので、皆それなりの年齢だと思いますが「高速細胞増殖チェンバー」でその年齢まで成長(?)させたのでしょうか・・・。

しかし、コントロールセンターでのオペレータによる制御が必要そうなので、BSとはどうも勝手が違うようです。

また、その隠れ蓑とされたサイボーグはおとりに過ぎず、開発されていないということですが、次作「DUAL TARGETS」では3体の戦闘用アンドロイドが登場します。

サイボーグとは: 宇宙空間や海底などの特殊な環境に順応できるように、人工臓器でからだの一部を改造した人間。改造人間。(「デジタル大辞泉」より)

アンドロイドとは: 高い知性をもつ人間型ロボット(「デジタル大辞泉」より)

2作目と3作目の間は3ヵ月しか経っていないので、2作目の時点でアンドロイドはすでに完成していたのだと推測します。要人クローンを1人作ってもオペレータ3人がかりで制御が必要なのであれば、スナッチャーのような要人に成りすますアンドロイドを作るほうが効率良い気がしますが・・・。WWWFは巨大組織っぽいので縦割りで各開発部門が連携取れておらず、個々バラバラで製品開発しているのかもしれません・・・。





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