
第4作目「Zerø THE 4th UNIT ACT.4」に登場するキャラクターについて、紹介します。
引用している文章の引用元は「Zerø THE 4th UNIT ACT.4」FM TOWNS版の「登場人物ファイル」です。
アイアーノ・シルビス

出身地 ヨーロッパ合州国(オランダ王国)年齢 24歳性別 男階級 ―(研究助手)
彼は越中の絶大なる信頼を得ており、自分もその信頼に応えようと努力している有能な研究員である。試作品が完成したPPB(サイコパワー・ブースター) の開発にも、彼は越中の助手として一役かっていた。先のアンドロイド奇襲事件の際には、身をていして越中を守ったが、普通の人間がアンドロイド3体にかなうわけもなく、あえなく越中とPPBを敵の手に渡してしまった。しかし、その勇気には賞賛に値するものがある。
アッシュ

出身地 ―年齢 17歳性別 女階級 陸軍中尉
彼女のWWWFでの開発コードはWCBS-04。また、制式ナンバーはWBS-05である。越中博士がWWWFを離反する際、セスと共に脱出。現在は陸軍中尉として統合軍に在籍している。彼女はクローンである為、オリジナルの存在は確実なのだが、それが誰なのかは目下のところ不明である。ただ、確実にいえる事は、そのオリジナルがオリジナル・マトリクスではなく、通常の人間に違いないということである。なぜなら、オリジナル・マトリクスには、現在、ブロンウィンとダルジィの2体しか存在しないからである。彼女の記憶は疑似記憶をプリントしたものであるが、生来持っているものか、少々キツいところがある。また、彼女は体を動かす事を非情に好み、極東基地内のフィットネス・クラブでよく汗を流している。
アニス・エストリーデ

出身地 ―年齢 23歳性別 女階級 ―(上級監査官)UFBS-04が、彼女の開発コードである。
一部の統合軍幹部と、WWWFの技術提携の間に生まれた彼女は、ブート・オスマイアー統合参謀長(当時)の強力な後ろ立てにより監査官に就任、そして就任1週間足らずで、軍大将並みの権限を持つ上級監査官に異例の昇進をするのであった。しかし、彼女は従順な飼犬ではなかった。自分が上級監査官という役職につく事により、自らの手を汚さずに不穏分子を排除できるというオスマイアーの考えを悟り、彼の事実上の抹殺を考えていたのだ。ブロンウィン等の活躍により終身刑の身となったのは、そんな矢先のことであった。
エティシア・ウェービン

出身地 アメリカ合衆国年齢 24歳性別 女階級 海軍中尉
アメリカで名うてのガンスミスとして知られる、マーキム・ウェービン。エティシアは彼の一人娘として生まれた。父親がガンスミスであるためか、子供の頃から銃に関する興味は人一倍強く、彼女にとって銃は玩具の一つであった。しかし、マーキムから見れば、彼女は母親のいない家庭を一人切り盛りしてきたという器量良しである。そんな娘だからか、父親は「軍などをやめて早く身をかためろ」と年中言って聞かせているが、今のところ彼女にそんな気はさらさらない。
沖間玲子(おきま・れいこ)

出身地 日本国年齢 29歳性別 女階級 海軍大尉
彼女は一時、現在ブロンウィン等のいる統合軍極東地区作戦本部に所属していた事がある。後輩の面倒見が良いため、その頃から「頼れる先輩」として通っていた。しかし、本人はその事について、三十路が近いためか「先輩」と呼ばれる事を嬉しく思っていない。また艦隊勤務の夫、沖間 賢二とは5年前に結婚しているが、職務の都合上、会う事はまれであり、彼女自身「これでは別居しているのと変わらない」と同僚に愚痴を洩らしている。ちなみに彼女の旧姓は、林崎玲子(はやしざき れいこ)である。
クリル・ジェイバース

出身地 アメリカ合衆国年齢 22歳性別 女階級 ―(監査局受付係)
監査局の受付嬢の中で、最も評判の良いのが彼女、クリル・ジェイバースである。受付嬢にとって必要な要素の、声、容姿、態度、どれ一つとっても彼女には文句の付けようがない。さらに、そのことを少しも鼻にかけないというのがまた、彼女の良いところである。よって当然のごとく、聞かなくてもわかる事を聞きにくる男が後をたたない。しかし、そんな時でも彼女は笑顔をたやさず、けなげに対応するのであった。不幸なことに本人は、それが悪循環の原因だとまったく気付いていなかった。
越中優治(こしなか・まさはる)

出身地 日本国年齢 25歳性別 男階級 ―(博士)
生体、遺伝子工学のエキスパートである彼は、元WWWFのBS開発チームのリーダー格であった。また、ブロンウィン開発の際は調整を担当している。ブロンウィン完成直前にWWWFの正体を知った彼は、疑似記憶プリント前のアッシュとセスを連れ、統合軍に寝返った。この際ブロンウィンの救出も試みるが、これは失敗に終り、その後この計画は、統合軍情報部のエージェントに委ねられる。現在は、統合軍内に独自の研究室をかまえ、サイコパワー制御装置のチップ化等、BSサポート・システムの開発に従事している。
コニッセリア・イレイオ

出身地 ブルガリア人民共和国年齢 31歳性別 男階級 ―(炊事班長)
彼の父バンフエル・パーチェフは、ブルガリア国内でも有名なレストランの経営者であった。しかしコニッセリアは、仕事の為に家庭を犠牲にし、遂には母をも追い出した父に激しい憎しみを抱いていた。そして、20歳の時に家を飛び出して以来、母方の姓を名乗るようになった。だが彼自身、現在炊事班長という役職についていられるのも、父から教え込まれた知識のお陰ということを痛感しており、自己嫌悪にさいなまれている。そのせいか、自分の料理を食べて喜んでくれる人の笑顔を、彼は複雑な思いで見ているのであった。
ザルツリック・フォン・ティーゲルバルト

出身地 ヨーロッパ合州国(ドイツ連邦共和国)年齢 30歳性別 男階級 陸軍大尉
ザルツリックは、伝統ある貴族、ティーゲルバルト家の長男として生まれ、幼い頃から厳しく帝王学を施されて来た。そのせいもあり、彼はあらゆる分野に優秀な成績を残している。しかし、ザルツリック本人は、厳格な教育者である父の引いた道を歩むことを嫌い、それに反発する意味でヨーロッパ合州国軍を経て統合軍に入隊した。彼が自分の名前にさして誇りを持たないのも、ここから来ているのかもしれない。時折、彼がフェミニストであるという一面も、見受けられる。
ジア・キーネルソン

出身地 アメリカ合衆国年齢 33歳性別 男階級 空軍少佐
カリフォルニア州の、とある片田舎に住む牧場主の末っ子として生まれた彼は、アメリカの典型的な悪ガキとして育ってきた。妻、フレア・キーネルソンとは5年前から別居状態が続いている。そんな彼は、母方に引き取られている一人息子のフレッド・キーネルソンに年に一度会うことを、至上の幸福としている。しかし、その日の前後の落差は大きく、周囲の人間の同情を誘うものさえある。また、彼は無類の賭け好きでもあるが、その実力には首を傾げるものがある。
ジャクリーヌ・ペティオ

出身地 ヨーロッパ合州国(イタリア共和国)年齢 20歳性別 女階級 陸軍少尉
統合軍総合情報管理局に所属する士官の中で、最年少なのが彼女である。ヨーロッパ合州国陸軍士官学校卒業後、かねてからの希望通り情報管理局に進み現在に至る。(士官学校から情報管理局に直接進むのは、高倍率のため、決して容易な事ではない。)彼女は大の目立ちたがり屋であり、女だてらに統合軍に入隊したのも、情報管理局に進んだのも、実は目立ちたいだけの理由からであった。また、流行をおっていないと気が済まない性分でもある。しかし、それを実行できるだけの才能は評価に値する。
セス

出身地 ―年齢 17歳性別 女階級 海軍中尉
彼女のWWWFでの開発コードはWCBS-05。また、制式ナンバーはWBS-06である。越中博士がWWWFを離反する際、アッシュと共に脱出。現在は海軍中尉として統合軍に在籍している。彼女はクローンである為、オリジナルの存在は確実なのだが、それが誰なのかは目下のところ不明である。ただ、確実にいえる事は、そのオリジナルがオリジナル・マトリクスではなく、通常の人間に違いないということである。なぜなら、オリジナル・マトリクスには、現在、ブロンウィンとダルジィの2体しか存在しないからである。彼女の記憶ベースはプリントされた疑似記憶であるが、見た目の通りおっとりとしており、特技が「何処でも熟睡できる事」というのもうなずける。また、最近は陸軍情報部の滝沢大尉と、とみに親しい。
ゼロ・ツー・ニュークレオン

出身地 ―年齢 26歳性別 男階級 ―(特務監査官)
開発コード、UFBS-02に該当するゼロ・ツー・ニュークレオンは特務監査官である。しかし、特務機構の存在自体トップシークレットのため、普段彼は統合軍監査局に一介の監査官として属している。なお、名前のゼロ・ツーは、開発コードから取っている。
滝沢恍太郎

出身地 日本国年齢 25歳性別 男階級 陸軍大尉
統合軍陸軍情報部第3課に所属する彼は、Sクラス・エージェントとして名を馳せている。子供の頃から正義感が強く、それが高じて統合軍に入隊した様なものである。そしてこれは、長所、短所の両方ととれるが大変情にもろく、そのためにこれまで危険な橋を人一倍多く渡ってきた。出世にはまったく関心を持っておらず、大切なのは「任務に対してどれだけ真剣に取り組めるか」という事だと彼は言う。そこから、彼が今では数少ない本当の江戸っ子だという事が伺える。プライベート面では、最近セス海軍中尉と親しい関係にある。
タリズ・ボボデリエ

出身地 ジンバブエ共和国年齢 27歳性別 男階級 空軍大尉
共和国軍人である父、ブリア・ピロ・ボボデリエを見て育ったせいか、いつしか彼も軍人になる事を決心していた。そして、彼が14歳の時に起きた父の勤務中の死は、その決意をより一層強固な物にするのであった。しかし、入隊試験に主席で合格した彼も「年月と共に人も変わる」という言葉には逆らえなかったらしく、今では当時の面影を見出すことは、ほとんどできない。彼を知る者は、それが土着のいかがわしい宗教の影響であると、口を揃えて語っている。確かに、彼が呪文らしき怪しげな言葉を口にしているのを、最近よく耳にする。
ノアイ・ウウロ・イア

出身地 バングラデシュ人民共和国年齢 25歳性別 男階級 空軍中尉
孤児で会った彼は、生まれてすぐパンバレフ孤児院に引き取られ、「優しい人間になるように」との院長夫妻の願いをこめられて、ノアイ・ウウロ・イアと名付けられた。院長夫妻の願いがかなったのか、バングラデシュ空軍を経て統合軍に入隊した彼は、今もなお毎月僅かな給料からいくばくかの金額を、孤児院に仕送りし続けている。入隊当時、空軍軌道防衛隊極軌道ステーションに勤務していたこともある有能な士官ではあるが、最近頻繁に出没する「女性用トイレの変質者」は彼ではないか、と噂される程の女好きである。
ビスエル・バシニコフ

出身地 ―年齢 34歳性別 男階級 陸軍中佐
開発コード、UFBS-05であるビスエル・バシニコフは、次のような任務をおび、統合軍統合情報管理局に陸軍中佐として潜入した。それはWWWFにリークする極秘情報を収拾するという事であり、彼にとって情報管理局のプロテクト包囲網は、「穴の開いた蚊屋」に過ぎなかった。また、彼は卓越した演技力を持っており、それによって表の顔と裏の顔を見事に使い分けてきた。それはブロンウィンを完璧に欺く程の物である。BSとしても一応の能力を備えており、オスマイアーの有能な片腕であったが、今回の一件で残りの人生を獄中ですごす羽目になってしまった。
ファナミー・リボルト

出身地 オーストラリア年齢 23歳性別 女階級 空軍大尉
統合軍総合情報管理局の中でも一番の噂好きが彼女である。情報管理局内で噂が持ち上がるとすれば、十中八九その出所は彼女とみて間違いない。もっとも、その中でも本当に噂の域を出るものはそう多くない。彼女がいつも笑っているように見えるのは、年明け早々に結婚が決まったせいらしく、「当分の間、彼女の顔は崩れっぱなしであろう」というのが、同僚間でのもっぱらの正論である。また、情報管理局内に彼女の婚約者の名前が知れわたるのに、さして時間はかからなかった。
ブート・オスマイアー

出身地 カナダ年齢 54歳性別 男階級 ―(統合参謀長)
統合参謀長である彼は、統合軍幹部として私腹を肥す傍ら、統合軍兵器開発局の一部にWWWFのBS開発に対する技術協力を行わせてきた。そして、それによって得たノウ・ハウで、統合軍製BSの開発に成功する。彼はアニス・エストリーデとビスエル・バシニコフを、統合軍の中でも重要なポストである監査局と情報管理局に送りこみ、統合軍全体を内部から掌握しようとしていた。だが皮肉にも、彼が行わせた技術協力の結果誕生したブロンウィンによって、そのもくろみはもろくも崩れ去ったのであった。
ブロンウィン(越中量子 - こしなか・りょうこ)
出身地 ―(不明)年齢 17歳性別 女階級 空軍中尉
一部統合軍幹部とWWWFの技術協力の結果、ブロンウィンは誕生した。開発コードはBSOM-01。その後、完成直前にWBS-04になる。彼女は通常のBSと違い、量産型クローンBSの母体(素細胞提供者=オリジナル・マトリクス)となるべく開発されてきた。ブロンウィンさえ完成すれば、後に生産されるBSはすべてそのクローニングにより量産できるためである。実際の開発にあたっては、現存中最高の性能が求められたため、その調整責任者には越中があたった。彼女の場合は、調整中の記憶にプロテクトをかけただけで、疑似記憶はプリントされていない。そのため、人格形成の意味で星雲学園に通っていたのである。ちなみに、WBS-08ダルジィもブロンウィンと同じオリジナル・マトリクスである。(開発コードはBSOM-02。)
マルセア・ビーツ

出身地 ヨーロッパ合州国(スペイン)年齢 28歳性別 男階級 ―(機体誘導係)
大空が好きな彼は、小型戦闘機のパイロットになることを望んでいた。が、彼自身閉所恐怖症だったため、その望みは夢半ばにして諦めねばならなかった。彼の勤務場所が広いデッキ上であるのも、そのことを考慮した人事課の決断ゆえである。余談ではあるが、彼は冬であれいつであれ、オ-プンカ-を愛用している。また、機体整備係主任のマルバハ-ル・ナ-ラルジェとは公私ともに大変親しく、マルバハ-ルと彼の妻サピラリ-ノとの仲をとりもったのも、マルセア・ビ-ツである。
マルバハール・ナーラルジェ

出身地 エジプト・アラブ共和国年齢 27歳性別 男階級 ―(機体整備係主任)
総合情報管理局機体整備係主任である彼の腕前は確かなものであり、事実、27歳の若さで異例の出世を遂げている。それでも彼を妬む人間がいないのは、その人柄の良さゆえだろう。それは今回のインターセプターー1の暴走が、リオチャ・ヒロナンチョ少佐によって仕組まれたことと分っていても、自分を責めずにはいられない、というところからもうかがえる。同じくデッキに勤務しているマルセア・ビーツとは、マルバハールが過ってデッキから落ちそうになった時、救けてもらって以来の大親友である。
リオチャ・ヒロナンチョ

出身地 メキシコ合衆国年齢 35歳性別 男階級 海軍少佐
軍人としての出世、という野心を抱き入隊した彼だが、他の士官に比べ、出世コースから外れていた事に、彼自身苛立ちを覚え始めていた。アニス・エストリーデに会ったのは、それとほぼ同時期である。ビスエル・バシニコフに会いに来ていたアニスを見初めた彼は、再度にわたり猛烈なラブコールを送っていた。しかし、満足のいく返答は中々もらえなかった。アニスはそこに目をつけ、彼をブロンウィン暗殺の道具に仕立上げたのだった。自分が使い捨ての道具とも知らずに、アニスの色よい返事に気をよくした彼は、一挙両得と、ブロンウィン暗殺を快く承諾した。(アニスは自分と軍内での地位を約束した。)しかし、二度の暗殺失敗の後、ブロンウィンに正体がバレた彼は逃亡を謀ったが、その途上バシニコフによって始末されてしまう。
ロン・チャンウィー

出身地 中華人民共和国年齢 42歳性別 男階級 陸軍中佐
中国の決して裕福とはいえない家庭に生まれた彼は、勉学に大変興味を持ち幼い頃から大学に進む事を夢見ていた。しかし、父親のいない彼の家庭にそこまでの余裕はなかった。それを感じとった彼は、家計を助けるため人民解放軍を経て、統合軍に入隊するのであった。そんな彼の軍内での評判は大変良く、「出世が遅いくらいだ」との声も少なくない。だが、彼も中国人男性の例にもれず家庭ではもっぱらの恐妻家であり、娘にはこうなって欲しくないと親心をめぐらす毎日である。
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